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2020年にGANCUBEから登場した「UVモデル」は、現在QiYiやMoYuなど他社メーカーでも採用されています。
この記事ではUVモデルの特徴とそれに伴うメリット・デメリットを解説します。
どんなコーティング?
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UVモデルは、UVレジンという透明な合成樹脂のコーティングが施されたキューブです。
UVレジンは紫外線(太陽光やUVライト)によって、液体から硬化する特性を持ちます。
主にハンドメイドアクセサリーなどの製作に用いられます。
DIYでコーティングするには?
UVレジンやUVライトはAmazonで購入可能です。
太陽光での硬化は可能ですが、時間がかかりホコリが混入する可能性が高いです。
そのため、短時間で硬化できるUVライトを使用することをお勧めします。
UVモデルのメリット
見た目の美しさ
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UVレジンは透明でツヤツヤした質感が特徴です。
そのため見た目を美しく高級感あるものにします。
ロゴの保護
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左:コーティングなし 右:コーティングあり
基本的にロゴはパーツに直接印刷されています。
そのためコーティングなしの場合、指の摩擦や爪の引っ掻きキズにより、ロゴがだんだん薄くなってしまいます。
この点、UVコートはロゴの上からコーティングされているため、ロゴが薄くなる心配がありません。
滑り止め効果
多汗症でなければ、指が滑りにくくなる効果もあります。
UVモデルのデメリット
指紋が目立つ
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ツヤのある表面であるがゆえ、指紋の跡が目立ちやすいです。
友人への貸し借りの際は、表面をよく清掃した方が良いでしょう。
ヒビ割れのリスク
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硬い物にぶつけたり硬い地面に落とすと、コーティングにヒビが入ります。
ヒビが入ると、そこを起点にコーティングが剥がれ、見た目の美しさが損なわれてしまいます。