PLLを回し始める前、何回もU面を回したり奥側を覗き込んだりしていませんか?
今回はPLLの判断を間違えにくくするポイントを解説します。
平均タイム15秒前後の方が対象の記事です。
ヘッドライトの特性
まずはヘッドライトの特性について軽く理解しておきましょう。ヘッドライトの有無はPLLにおいて重要な判断材料です。
これは対角コーナーの側面を見ることで判断できます。
ヘッドライトがない(Non Headlight)
ヘッドライトがある(Headlight)
対角コーナーの色が隣接色であればヘッドライトはありません。つまりE、N、V、Yパームのどれかということです。
両方同じ色であれば見えてない面にヘッドライトがあります。つまりA、F、G、J、R、Tパームのどれかになります。
ヘッドライトの位置
またヘッドライトの位置は、隣接しているコーナーが対面色になっている面の反対側にあります。
間違えやすいPLL側面の判別
ヘッドライトの特性が理解できたら、側面が似ているPLLを判別できるようにしましょう。
赤字のPLLについては、3つ目の側面(L面)を見たとしても再度2側面判断を要求されてしまうPLLです。(つまり2側面判断ができたほうが方が良いPLL)
また1×2の色のカタマリを「バー」と呼んでいます。
バー×2
対角コーナーでNかJかを判断できます。
1×2×2ブロック
対角コーナーでVかAかを判断できます。
外側バー
対角コーナーと隣接色や対面色の配置で判断します。
内側バー
対角コーナーと隣接色や対面色の配置で判断します。
ヘッドライト
隣接色が交互に5つ並んでいたらR、4つ並んでいたらG、3つ並んでいたらAです。
ヘッドライトの間が対面色になるのはGbかGd、Tなので、見つけたらすぐにヘッドライトをL面に向けてから判断するのもアリだと思います。
外側バー+ヘッドライト
ヘッドライトの間にあるエッジの色と、手前コーナーの色で判断します。
バーなし、ヘッドライトなし
対角コーナーや隣接色・対面色の配置、見える色の数などで判断します。
個人的な意見ですが下段のGa、Gc、Ra、Rb、Eついては判断が難しいので、別の側面(L面とF面)を見て判断した方がいいと思います。
UパームのAUF
個人的に判断しやすい方法を紹介します。
対面色のヘッドライトを見つけたら、その側面と隣接する面に色が3つ並んでいると判断できます。
対面色のヘッドライトがない場合、一番見えている数が少ない色の反対の面に色が3つ並んでいると判断できます。
最初は対角コーナーを見て、ヘッドライトの有無を判断できるようになるだけでもかなり違うと思いますので、ぜひ練習してみてください。