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GANキューブ徹底ガイド:最適なモデルを見つけるための比較と選び方

GAN(ガン)キューブに興味を持ったけど、結局どれがいいの?

何が違うのかわからない!

という人向けに今回はGANキューブを違いをまとめました。

だーおか

1997年生まれ
登録者12万人のキューブ専門YouTuber

3×3の単発ベストは5.84秒、平均ベストは8.33秒
初級者〜上級者向けに手順やテクニックを解説をしている

苦手なものは作文と締め切り

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1つだけ異なる図形はどれ?

各モデルの比較

最近のGANキューブは「GAN〇〇」の〇〇に世代の数字「12」や「13」が入ります。

「M」は磁石入りの意味で付けられていますが、今は磁石が入っていて当たり前なのであまり気にする必要はありません。

GAN14 Maglev UV-Coated

2023年の最上位モデルです。

コアマグネットとエッジコーナー間の磁力を別々に調整して、全部で1296パターンもの回し心地に変えることができます。

GAN13より回転の初動の軽さが向上し、全体的にはGAN12に近い回し心地です。

特徴・Maglev機構による非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアよる回転アシスト
サイズ56.3mm
重量71g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・コアマグネット磁力6段階
・エッジ・コーナー間磁力3段階
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格12000円前後(2023年9月2日時点)

GAN13 Maglev UV-Coated

2022年の最上位モデルです。

調整できる幅が広く自分好みの設定にしやすいです。

GAN12 Maglevより回転が安定し、ピボット耐性も格段に向上しています。

特徴・Maglev機構による非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアよる回転アシスト
サイズ56.1mm
重量71g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力6段階
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格12000円前後(2023年6月5日時点)

GAN13 Maglev Frosted

特徴・Maglev機構による非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアよる回転アシスト
サイズ56.1mm
重量71g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力6段階
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格10000円前後(2023年6月5日時点)

GAN13 Maglev fx

磁力固定モデルです。

通常モデルの磁力を一番強い設定にしたときと同程度の磁力があります。

特徴・Maglev機構による非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアよる回転アシスト
サイズ56.1mm
重量65g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力調整不可
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格9000円前後(2023年6月5日時点)

GAN12 Maglev UV-Coated

2021年末の最上位モデルです。

制御するのが難しいほど回転が軽いので、ある程度調整の知識があった方がいいです。

特徴・Maglevによる非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアによる回転アシスト
・表面に固いコーティング
サイズ56.2mm
重量66g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格9500円前後(2023年6月5日時点)

GAN12 Maglev Frosted

特徴・Maglevによる非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアによる回転アシスト
サイズ56.1mm
重量66g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格9000円前後(2023年6月5日時点)

GAN12 Maglev Sticker

特徴・Maglevによる非常に軽い回転
・強力なマグネティックコアによる回転アシスト
・シールの貼り替え可能
サイズ56.2mm
重量66g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格9000円前後(2023年6月5日時点)

GAN12 M Leap

Maglevではなく通常のバネを使用したモデルです。

初期状態のままでも安定感があって回しやすいので、初心者で一番良い性能を求めている方はオススメです。

特徴・強力なマグネティックコアによる回転アシスト
サイズ56.1mm
重量61g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格8000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M Pro UV-Coated

2020年末の最上位モデルです。

GAN12 M Leapの下位互換だと思って良いです。

特徴・マグネティックコアによる回転アシスト
・表面に固いコーティング
サイズ56.0mm
重量64g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格8000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M Pro Soft-Coated

特徴・マグネティックコアによる回転アシスト
・表面に滑り止めコーティング
サイズ56.0mm
重量64g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格8000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M Pro Frosted

特徴・マグネティックコアによる回転アシスト
サイズ56.0mm
重量63g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格7000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M Pro Sticker

特徴・マグネティックコアによる回転アシスト
・シール貼り替え可能
サイズ56.0mm
重量63g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格7000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M Duo

磁力固定モデルです。

特徴・マグネティックコアによる回転アシスト
・GAN11 M Proの廉価版
サイズ56.0mm
重量59g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力調整不可
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格6000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 M

特徴・GAN11 M Duoの廉価版
サイズ56.0mm
重量56g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力調整不可
・パーツの隙間の広さ6段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格4000円前後(2023年6月5日時点)

GAN11 Air

「磁石なし」という縛りプレイをしたい方向けです。

特徴・GAN11 Mの廉価版
サイズ56.0mm
重量56g
磁石の形態・磁石なし
調整範囲・パーツの隙間の広さ2段階
・隙間の広がりにくさ2段階
※個別調整不可
価格3000円前後(2023年6月5日時点)

GAN mini M Pro UV-Coated

手が小さい方や片手競技者向けです。

特徴・一般的なキューブよりひと回り小さいサイズ
・マグネティックコアによる回転アシスト
・表面に固いコーティング
サイズ53.0mm
重量56g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ4段階
・隙間の広がりにくさ4段階
価格7000円前後(2023年6月5日時点)

GAN mini M Pro Frosted

特徴・一般的なキューブよりひと回り小さいサイズ
・マグネティックコアによる回転アシスト
サイズ53.0mm
重量55g
磁石の形態・マグネティックコア
・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力7段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ4段階
・隙間の広がりにくさ4段階
価格6000円前後(2023年6月5日時点)

GAN356 XS

2019年末の最上位モデルです。

特徴・パーツ交換なしで磁力調整が可能
サイズ56.1mm
重量69g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力3段階
・パーツの隙間の広さ4段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格5000円前後(2023年6月5日時点)

GAN356 XS Sticker

特徴・パーツ交換なしで磁力調整が可能
・シール貼り替え可能
サイズ56.3mm
重量67g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力3段階
・パーツの隙間の広さ4段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格5000円前後(2023年6月5日時点)

GAN356 X v2

2018年の最上位モデル「GAN356 X」をリメイクしたものです。

特徴・パーツ交換による磁力調整が可能
サイズ56.1mm
重量80g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力4段階(磁力なしを含む)
・パーツの隙間の広さ4段階
・隙間の広がりにくさ6段階
価格6000円前後(2023年6月5日時点)

GAN356 M / GAN356 M+GES

特徴・GAN356XSの廉価版
サイズ56.1mm
重量73g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力調整不可
・パーツの隙間の広さ2段階(+GESセットは8段階)
・隙間の広がりにくさ2段階(+GESセットは8段階)
※個別調整不可
価格4000円前後(2023年6月5日時点)

GAN356 RS

「磁石なし」という縛りプレイをしたい方向けです。

特徴・GAN356Mの廉価版
サイズ56.0mm
重量70g
磁石の形態・磁石なし
調整範囲・パーツの隙間の広さ2段階
・隙間の広がりにくさ2段階
※個別調整不可
価格2000円前後(2023年6月5日時点)

GAN354 M v2 / GAN354 M v2+GES

2018年に発売された「GAN354 M」をリメイクしたものです。

手が小さい方や片手競技者向けです。

特徴・一般的なキューブよりひと回り小さいサイズ
サイズ54.0mm
重量76g
磁石の形態・ポジショニングマグネット
調整範囲・磁力調整不可
・パーツの隙間の広さ2段階(+GESセットは8段階)
・隙間の広がりにくさ2段階(+GESセットは8段階)
※個別調整不可
価格4000円前後(2023年6月5日時点)

単語の解説

「Maglev」「マグネティックコア」「ポジショニングマグネット」はピンとこないと思うので解説します。

Maglevとは

キューブというのは回しやすくするために、パーツ同士で隙間ができるようになっています。

しかし隙間が開いたままだと回しづらいので、バネによって隙間が開かないように押さえています。

このバネの部分を磁石の反発力に置き換えたものがMaglevです。

バネがパーツを押さえていたときの摩擦がなくなるので、Maglevはさらに回転が軽いのです。

センターと呼ばれるパーツの内部に組み込まれています。

マグネティックコアとは

マグネティックコアはキューブの面が正しい角度になっていなくても、90度ごとピッタリのところへ回転させるアシストをしてくれます。

コアと呼ばれるキューブの中心部に対してマグネットが組み込まれています。

ポジショニングマグネットとは

ポジショニングマグネットはキューブの面が90度ごとピッタリのところで止まってくれるアシストをしてくれます。

エッジとコーナーと呼ばれるパーツに対してマグネットが組み込まれています。